チームで学ぶ保育内容「人間関係」理論と指導法 今村 幸子
チームで学ぶ保育内容「人間関係」理論と指導法 今村 幸子 著
本の詳細
著者メッセージ
本書は、保育・幼児教育を学ぶ学生の皆さんが領域「人間関係」についてその理論をしっかりと理解し、具体的な場面における指導法についても身に付けられる内容となることを目指しています。
本書の前半では、理論の理解のために、幼稚園教育要領、保育所保育指針の内容、現代社会の特徴、身体発達と社会性の発達の関連等について学びます。
後半では、具体的な指導方法の習得を目指し、具体的な場面例における指導方法についてチームで話し合う活動を中心として学びます。そのような活動を通して、子どもたちが人と上手に関われるようになるために必要な環境設定、望ましいコミュニケーション力を身に付けるために有効な関わり方について、学生の皆さんが理論をもとに考える力を身に付け、指導案に活かし、実際に関わる力を身に付けます。また、学生の皆さん自身も人との関係を力にしてチームで保育を行う力を養うことを目指します。
発売日:2024年4月1日
著者:今村 幸子
サイズ:A4
ページ:124ページ
ISBN:978-4-910911-16-8
著者略歴:
今村 幸子(いまむら さちこ)
鹿児島女子短期大学講師
保育士
公認心理士
鹿児島大学大学院教育学研究科修了 教育学修士
幼保連携型認定こども園勤務
鹿児島市教育委員会保護者支援プログラム講師
鹿児島市就学教育相談心理担当相談員
目次
目次
はじめに
第1講 子どもの周りの人間関係
第2講 保育における「人間関係」
第3講 身体発達と人間関係の発達
第4講 道徳性・規範意識の育ち
第5講 保育士の関りと人間関係
第6講 小学校への接続
第7講 人間関係を育む指導計画
第8講 個の育ちと集団の育ち
第9講 配慮の必要な子ども
第10講 コミュニケーション能力の育ち
第11講 事実から捉える子ども理解
第12講 子どものほめ方・叱り方
第13講 子どもの行動スキと人間関係
第14講 事例検討のコツ
第15講 子どもの人間関係を育むためのチーム保育
参考文献